JWと親の悩み

子ども(中2)の学業の悩みを相談された。
(親はJW、その子は伝道者)



「どうしたら勉強するようになるのか」
とか
「どうやって勉強したら成績が上がるのか」
といった相談。



答えは簡単。
「目標があれば勉強する(目標がなくても楽しければ勉強する)」
それに
「勉強法は色々あるけど、実際にやってみて自分に合うかを判断するのが一番」







この親は
「ハルマゲドンがもうすぐ来る。この子が大人になるまでに来るかも。」
という考え方をしている。

だから、
子どもも、ハルマゲドンが近いと思っているだろう。



そんな親子に所謂「世での目標」なんかあるはずがない。

親は、良い(偏差の高い)学校に行けば、悪い交わりが少ないと思って
子どもに勉強するように言っている。

でも、子どもからすると
やりたくないことをやらされるだけ。

今でさえ、学校の友達との交友があまりないのに
「悪い交わり」のことを言われてもピンとこない。

それに、将来大学に行くわけでもない。

取りたい資格はあるみたいだけど、
高校卒業後、誰でも楽に入れる専門学校に行けばいいことだし、
専門学校で勉強すればいいだけで
今、勉強をする意味がない。



勉強法についても、熱心に知りたがるのは、親の方。

勉強の能率を上げるための勉強法は、
自分で色々考えながら試すところに価値がある。

勉強法をいくつも聞いたところで、成績は上がらない。

自分を変えようとして
次から次へと自己啓発本を読み漁ることと全く同じ。

そもそも、自分を変えられる人は、
そんな本を読んでも、「やっぱりそうだよね」ってなるだけだから。

当たり前のことしか書いていないから。

本に問題があるんじゃなくて、
問題があるのは本人だから。



色んな勉強法を話した後、
その子どもに「勉強ができなくて、困ってるの?」って聞いたら
「全然!」って返事。


やっぱり。


困ってるのは、親だけ。


子どもは自分が本当に困らないと勉強はしないよ。


多分、その親は自分の嫌なところを子どもに投影してイラついてるだけだと思う。
(計画的にできなくて提出期限ギリギリにならないと宿題をしないとか…)


とりあえず
「JWとして生きていくのだったら、それ(勉強しなくて)でいいんじゃない」
「勉強ができたら、JWから離れるよ」
って言いたかった。




いい感じで自然消滅しているから、
やっぱり それは言えない。