「ウチの母が宗教にはまりまして」

これは、

漫画本のタイトルです。
 
久しぶりに宗教関連の本を図書館で借りてみました。
 

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最後の話は、筆者の実体験が元になってるみたい。
 
 
 
病院の検査で、旦那さんに異常が発覚。
 
精密検査を受けるも
結果が出るまでは、時間がかかる。
 
良性か悪性か?
考えれば考えるほど不安になってくる。
 
そういう状況に耐えられない奥さんが
何とかならないか
と色々相談する。
 
すると、その相手が信仰を勧めてくる。
 
病気が治るようにするために、
お墓を掃除するとか、
お祈りするとか…
 
言われたことを、真面目に奥さんは実行する。
 
「とにかく、できることは何でも」
と、藁をもすがる思いで。
 
そうこうしているうちに
病気が良くなる。
 
信仰のおかげで病気が良くなったと
奥さんは、ますます信仰を深めていく。
 
それを見る家族は、
信仰にはまっていくのを警戒して、
反対する。
 
 
 
何年も反対を続けていくうちに
今度は奥さんが病気になる。
 
家族は、奥さんが病気になった原因は
信仰を反対されたストレスということが分かる。
 
奥さんの健康が大事だと考えた家族は、
信仰を否定しなくなり、
協力的になっていった。
 
 
 
こういうお話。
 
 
エホバの証人にも、似たような経過をたどり、
協力的になっていく家族がいる。
 
法に触れるような悪いことをしているわけではなく、
親切や道徳心を教えている。
それに実害がない。
ということで、反対が弱まっていく。
 
それはそれでいい。
夫婦だけの問題なら。
 
(未成年の)子どもがいるなら、話は別。
 
かといって、
宗教と躾と区別できるものでもない。
 
そこが難しいところ。